このウェブサイトへのリンクは、ご自身またはご家族が急性虚血性脳卒中と診断された方にお知らせしています。そのような方は、治験に参加できる可能性があります。

脳卒中の治療は
一分一秒を争う

急性虚血性脳卒中は一瞬ですべてを変えてしまう可能性があります。そして、その後の一分一秒が人生を左右します。
だからこそ、研究者たちは脳卒中治療の進歩を目指して、標準治療と併用しながら治験薬を評価しています。その目的は、虚血性脳卒中がもたらす有害な影響を治験薬が軽減できる可能性があるかどうかを確かめることです。VELOX試験がご自身またはご家族に適しているかどうか、ぜひご確認ください。

脳卒中とこの治験について理解する

急性虚血性脳卒中とこの治験に関する動画をご覧ください。これは、患者さんご本人とご家族が、これから何が起こるのかをより詳しくご理解いただくための助けとなります。

急性虚血性脳卒中について

急性虚血性脳卒中は、脳の一部への血流が(通常は血栓によって)突然遮断されたときに起こります。そうなると、患部の脳細胞は必要な酸素と栄養素を得られなくなります。脳のどの部分が影響を受けたかに応じて、体の働きが突然変化する可能性があります。

「急性虚血性脳卒中」を構成する各単語の意味:

急性:「突然」、つまり時間をかけてゆっくりと進行するのではなく、急速に起こることを意味します。
虚血性:血流が不足し、体の一部に十分な血液と酸素が供給されていない状態を意味します。
脳卒中:必要な血液が供給されないことが原因で脳の一部が正常に機能しなくなる状態を意味します。
脳卒中の治療は時間が重要です。治療を早く開始するほど、回復の可能性が高まり、後遺症を抑えられる可能性も高くなります。

VELOX試験について

  • この治験では、急性虚血性脳卒中に対する治験薬の安全性と有効性を評価します。
  • この治験で評価する薬剤は現在、急性虚血性脳卒中の治療薬として承認されていませんが、他の疾患の治療薬としては米国食品医薬品局により承認されています。
  • この治験への参加中、すべての参加者が標準治療を受けます(標準治療とは、急性虚血性脳卒中の治療に通常用いられる治療法のことです)。

VELOX試験の内容

実施される治療:

参加者は次のいずれかの治療を受けます。
  • 治験薬 + 標準治療
  • 治験薬: 現在臨床研究で試験中であり、急性虚血性脳卒中の治療薬としてまだ承認されていない薬剤
または
  • プラセボ + 標準治療
  • プラセボ: 見た目は治験薬のようですが、有効成分を含まない偽薬

入院:

参加者には、治験薬投与後少なくとも48時間は入院していただく必要があります。

フォローアップ来院:

  • 治験薬が投与された後、一定期間毎日来院が実施されます。これは、参加者が入院を継続しているかどうかに応じて、対面または電話連絡となります。
  • 治験薬投与から約30日後に1回の来院が実施されます(これは電話またはビデオ通話で行われることもあります)。
  • 最後の来院は、治験薬投与から約90日後に実施されます。

総期間:

約90日

参加する理由

この治験に参加すると、以下のような利益があります。
  • 標準治療に加えて、急性虚血性脳卒中の治験薬の投与を受けられる可能性がある
  • 将来の患者さんのために脳卒中の研究と治療選択肢の発展に貢献できる
あなたの参加は重要です—なぜなら、すべての人にとってより良い治療法を見つけるには、あらゆる背景を持つ人々を研究に加える必要があるからです。

参加者には以下の権利があります。

  • 治験への参加にかかわらず、脳卒中の標準治療を受ける
  • いつでも質問できる
  • この治験についてご家族と話し合う(ただし、脳卒中の治療は発症からの経過時間が重要な意味を持つため、迅速に決断を下す必要があります)
  • 参加を拒否する(拒否しても、標準医療に悪影響が及ぶことはありません)
  • 参加に同意した後でも、いつでも参加を取りやめることができる

次のステップ:

さらに詳しく知りたい場合や参加にご興味をお持ちの場合は、治験コーディネーターとお話しください。コーディネーターが質問にお答えします。